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2008年4月2日水曜日

センター pat 英語 クソゲー

2000年センター試験英語・第5問(コピペ)

http://www.green.dti.ne.jp/imopro/in/imotu/siken/00.htm

解説・うまさ爆発

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大学入試センター試験とは、基礎力を試すマークシート形式の問題で、多くの大学がこの試験の結果を合否の判定に加味しています。
なので、毎年多くの受験生がこの試験に挑戦します。
言ってみれば受験生のお祭りみたいなものです(生徒達にも、こう思ってほしいんだけどなぁ…)。

さて、今回紹介するのは、そのセンター試験の英語(2000年度)の第5問。
ここは「会話形式ビジュアル読解問題」というタイプが毎年出題されます。
会話文(もちろん英語)と絵が出ていて、それに関する問題が出される…、という形式です。

で、この年は何と「コンピューターゲーム」を題材にしたものでした。
2人がゲームの攻略法を話している会話文と、ゲーム画面が示されていて、設問で「どうやったらクリアできるか」を問うています。
うーん、なかなか面白い設定じゃーありませんか?
ゲームヲタ受験生は「ラッキー」と思ったことでしょうね…って、

甘い!!!甘すぎるわあああぁぁぁぁぁl!!!!

そこは仁義なき大学受験!!!

このゲーム、常軌を逸したクソゲーでして、会話文を注意深く読まないと足元をすくわれる設定になっています。
特に普段ゲームをやりなれた人ほど「???」となったのではないでしょうか。

さぁ、早速どんなゲームなのか見てみましょう~♪

左下の土管にいるのが主人公です。僕は一瞬見て「○リオかっ!?」と思いましたが皆はどう?

続いて、この絵に関する会話文です。コメント…いや、ツッコミながら書きます(笑)
あ、原文は英語ですが、ここではわかりやすく日本語訳したものを載せておきますね。

エミは友達のパットからコンピュータ・ゲームを借りた。今日はじめて彼女はゲームに挑戦している。
エミ: あら、また失敗しちゃった。最後の1人だけになっちゃったわ。
この4面をクリアするチャンスはもうないわ…。
パット: どうしたの、エミ。
エミ: 5面に行けないのよぅ…。
パット: それは困ったね。ちょっとポーズしてはどう?
コツを少し教えてあげるから。
エミ: オーケー。

…というふうに、パットがエミに4面のクリアの仕方を教えてあげることになりました。
上の画面は「stage4」ってありますので4面ですね。残り機数が1機なのもわかりますね。
というふうに、上の絵と照らし合わせながら、会話を見ていくわけです。

それにしても、オレも女の子にゲームの攻略方法を教えてあげたいなあああぁー。畜生めッ!!
続きだ、コノヤロウ!!

パット: どこまで行ったの?
エミ: ええっと、スタート地点の穴から出るときにキノコを踏んではいけないのよね。
パット: そうだよ。ドングリにも気をつけないとね。
エミ: 木から落ちてくる、あの小さい物のこと?
パット: そう。当たると死んじゃうよ。

さぁ、皆さん。上の絵でキノコとドングリは見つかりました?
つまりそいつらには当たり判定があり、当たると即死であり、1ミスとなるわけです。
触れると死ぬ猛毒キノコかよ!!  当たると爆発する爆裂ドングリかよ!!!
という瑣末なツッコミはなしの方向で。そのくらいはゲームの世界では常識ですよね(笑)
…てゆーか、最後まで読むと、この程度はどーでも良くなります

エミ: それじゃあ、キノコとドングリの両方を避けないといけないのよね。
パット: うーん、そうとも言えるし、そうでないとも言えるんだ。

さぁ、雲行きが怪しくなってまいりました(笑)
ここでパットの煮え切らない態度にムカついた受験生多かっただろーなー。
パットの発言の真意は?

ここ、複雑ですので、よーく読んでください…。

パット: いいかい、落ちてくるドングリがキノコに当たるまで待てば、
走って木の向こうに行く2、3秒の余裕ができるわけ。
ドングリとキノコがどんな光り方をするか気付いた?
エミ: 光る?????
パット: いいかい。
ドングリとキノコの全部が急に色を変えて明るくなるときさ。
エミ: ドングリが当たったすぐ後のこと?
パット: そう。それが木の前を走っていくチャンスなんだ。

うーーーーーーーん。
理解できました?

つまり、しばらく待っていると、ドングリがキノコのところまで落ちる。その瞬間、ドングリとキノコが光り出す。
そして、光っている間は当たり判定が消失するので触れても大丈夫ということです。

…そ、そんなこと説明されないとわからないですよねぇ(^^;

自分、このあたりで「相当のクソゲーだな」と気付きました。

が、このゲームの恐怖は、こんなもんじゃーなかったのです!!

エミ: 木の前? 後ろではなくて?
パット: そう、後ろは危険すぎるんだ。リスが木の幹を駆降りてくるのを見て。
エミ: ああ、これ?
パット: それから枝にぶら下がっているスズメバチの巣があるよね。
エミ: ええ。
パット: どちらかに触れるとゲームは終了だよ。

おいおい、落ちつけ!
ちょ、ちょっと危険がいっぱいすぎないか??

エミ: わかったわ。だから体を低くしたままでスズメバチの巣の前にいって、次には窓から登るのね。
パット: 実はダメなんだ。
その家はワナだよ。
やらなくてはいけないのは、ハシゴの半ばあたりまで登って、そこから手を伸ばしてペンキの缶をつかむということさ。
エミ: ビンはどう?
パット: もう1つのワナだよ。
それをどかすと窓が頭の上に落ちてくるんだ。

ママー!!
この人達、わけのわからないこと言ってるよぅー!!
うわーーーーん!!!(>_<)

エミ: じゃぁ、どうやったら5面に行けるのよ!
パット: ああ、そこが秘訣なんだ。
缶からハケをとって、来た道を戻って、キノコとスズメバチの前でひざまづかなければならないんだ。
エミ: 木の根元に?
パット: その通り。
それから
ハケで木の幹を触ると、ドアが現れるよ。
エミ: 木にドアを描くということ?
うっわー、すごい。
早くやってみたいな。

(問題文ここまで)

…パットの説明には、もう何も語る気がおこりませんが、
ここまでイカレた説明を受けても、ヤル気マンマンのエミ萌え~!!!!(爆笑)

しっかし、すげーゲームだな。「たけしの挑戦状」とタメをはるほどの理不尽さ(笑)。
いったい5面には、どんな攻略方法があるのかを考えると、オラ、ワクワクするだ!!!
こんなゲームの攻略方法を英語で読まされた(←このこと、みんな忘れてない?)受験生は、お気の毒としか言いようがないですね。

では、最後に皆さんも受験生の気分で下の問題をやってみてください。(この問題にもワラタ)
解答は…書かなくていいでしょ(笑)。
まぁ、気になったらうまさ爆発まで問い合わせてくださいな。

そんじゃまた!

 

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