核武装なら「第3次大戦」とイランに警告 ブッシュ米大統領
ブッシュ政権は現時点では、国連制裁の強化による核問題の外交解決を目指している。だが、イランがウラン濃縮活動停止を拒んでいることから、大統領はこれまで以上に踏み込んだ表現で、いら立ちの強さを示した。
一方、16日にテヘランを訪れ、イランのアフマディネジャド大統領と会談したロシアのプーチン大統領は、イランが核兵器を開発しようとしている証拠はないとしている。
国連安全保障理事会の五常任理事国とドイツは11月、3本目の安保理制裁決議案交渉に入るかどうかについて判断する見通しだが、制裁強化を求める米国と、これに慎重なロシアの対立が再燃しそうだ。
ブッシュ大統領は、9月にプーチン大統領とシドニーで会談した際、イランが核兵器製造能力を持つことは「世界の利益にならない」との認識で一致したとした上で、あらためてロシアの立場をただす意向を示した。(共同)
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