【自動車】インドのタタ、圧縮空気で動くクルマ発売 [08/03/27]
- 1 :きのこ記者φ ★:2008/03/30(日) 22:30:05 ID:???
- 1月に約29万円という低価格自動車“ナノ”を発表し、先日、英国ジャガーやランドローバーを
フォードから買い取ったりと最近話題の絶えないインドの大手メーカー“タタ自動車”だが、
今度はどうも圧縮空気で動いて、電気自動車よりも環境に優しいという通称エアカーの販売を始めるようだ。
ワンキャット(OneCAT)と名付けられたこのクルマは、フランス・ベンチャー企業MDI
(Moteur Development International s.a)が基本開発したもので、同社オフィシャルサイト(http://www.mdi.lu/ :仏/英)
によるとファイバーグラス製のボディで3人乗りの“ベース”、3~6人乗りの“ノーマル”が用意される。
ボディサイズは、両モデルとも全長×全幅×全高:3.4×1.65×1.7mで、それぞれ320、380kgの重さしかなく、
世界初という画期的なモデルにも関わらず3500/5300ユーロ(約55/83万円)という低価格で、
1年以内にインド国内での販売を開始するという。
発生馬力こそ15/22馬力となっているが、最高速度は時速90/110km。
シャシー内にカーボンファイバー製のタンクを搭載し、ちょうど3分という短時間で圧縮空気の補充が完了。
圧縮空気だけで移動して4時間の走行が可能だという。
さらにガソリンエンジンコンプレッサーを搭載することで、走行距離の延長を図ることも可能で、
加えて長距離旅行などの場合には多種の液体燃料を使用できるバーナーで空気を暖めることで
圧縮空気の圧力を高め、800kmの走行もできるようになるという。
その場合でも、約66km/L、約59km/Lの燃料消費率だというから驚き。
ちなみにこのワンキャットを開発したMDIは、先日、ニューヨークモーターショーで開催された、
個人宇宙旅行開発を奨励するために実施されたコンペティション“Xプライズ”の環境自動車版
“Automotive X Prize”に、ワンキャット&太陽電池を組み合わせたモデルで参加。
その実用的な走りで注目を集めた。
2008年末にはフランスのニースで試験走行を開始し、2009年初頭には量産モデルの生産を開始するという。
ソース
http://www.carview.co.jp/news/0/68212/
画像
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