fx WEBおもしろ情報収集用ブログ(β版): 農地改革について

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2008年5月6日火曜日

農地改革について

]  

農地改革について

1 :ドレミファ名無シド:2001/01/20(土) 13:05
で は、何が問題か。ぼくはここであえて問う。今世紀最大の日本の失政、それは「農地改革」である。これが、日本および日本人の自立性や責任感を奪い、本来日 本社会が持っていた経済メカニズムをメチャクチャにした。戦後の社会、経済の歪みが問題になるとするならば、それは農地改革による、農地解放の強要が社会 を歪めたからだ。今問題にされがちな社会の荒廃も、教育とかそういう問題ではない。教育など、常に社会全体の構造の従属変数でしかない。悪いのは社会全体 のユガみ、ヒズみなのだ。そしてそれを引き起こしたものは、日本社会の経済的発展メカニズムを無視した農地改革なのだ。

なぜ農地改革が問題か。それは、近代以降社会の発展のカギとなっていた、シュンペーターの言う「起業家精神」を生み出す土壌を日本から奪い、利己的で無責 任、そして甘え切った現代日本人を大量に発生させ、愚衆政治をもたらすきっかけとなったからである。最近の、江戸時代の文章記録にもとづく、社会・経済構 造への分析にはめざましいものがある。これにより、戦国時代から江戸時代の初期にかけて、生産力の増大と、武士階級の官僚化にともない、中世的な「領主に よる土地所有・農奴的な耕作」の体系が崩れ、近代的な「農民によるフラットな土地所有」の形態が出来上がったという見方が定着した。

今までも、「皇国史観」そしてそれと裏表一体の「マルクス史観」にとらわれない人々の間では、このような考えかたもあった。実際ぼくの学生時代の論文の テーマは、シュンペーターの史観にもとづく「江戸時代の起業家精神」である。自己肯定はさておき、かつてのように、江戸時代が封建的で中世的な農奴制とい う見方は、完全に崩れた。では、どうして農地解放で土地を奪われる地主が生まれたのか。それは、生産組織としての「家」の合理性の差と、起業家精神・勤勉 さといったリーダーの能力の差である。要はどんどん努力し、合理的経営をして規模を拡大しようというモチベーションを持つ人が家を近代的な生産組織化する ことにより地主化し、そうでない現状維持派の人が小作人になった。それだけのことである。

別に封建制度の残存でも、前近代的な農奴制でもなんでもないのである。それどころか地主層の持つ「起業家精神」が、実は日本の近代化の原動力であったの だ。地主層は、自己責任で自立的に行動できる、起業家精神あふれる層である。彼らは自らいろいろな事業を起した。それだけでなく、投資家としてその資金 を、ベンチャーマインドあふれる事業者に、セルフリスクで投資した。このため、戦前の日本の株式市場は、今以上に個人投資家の比率が多いだけでなく、自己 責任で活発な投資が行われていた。まさにちょっと前のアメリカのNASDAQのようなものだ。政治でも戦略でもなんでもない。このような草の根ベンチャー マインドが国中にあふれていたからこそ、近代化が進んだのだ。

しかし、農地改革はこの日本の発展を支えた事業家・投資家層から、その資金源を奪ってしまった。そして、それを無責任で甘えの構造にすがるのをモチベー ションとしていた「小作人層」にばら撒いてしまった。もともと日本にはそういう人間のほうが多い。だから地主層の数が相対的に少なかったというだけだ。ヤ る気のある人がおおければ、自然と自作農が増えているはずだ。それ以降の日本経済が、規模こそ大きくなってきたものの、その拡大とともにどんどん利権を拡 大し、利権にすがる人間だけを増やしてきたことも、実にむベなるかな。こういう失政を許してしまったがゆえの当然の帰結である。

http://www.t3.rim.or.jp/~boogie/e175.htm

2 :農NAME:2001/01/21(日) 01:26
共産主義も何も関係ない!
これは財産権の侵害であり、近代の「自然権」から見た視点では、噴飯もの。

生産手段を小分けにすることで、個々の生産力を壊滅的に縮小させ、日本の戦後の再建を意図的に妨害したGHQの陰謀。あまりにも馬鹿馬鹿しい。問題は、や る気も能力も無い連中に生産手段を「ほぼ無償」で分け与えたこと。一生懸命何代も頑張ってきた人たちが馬鹿を見ただけ。


3 :農NAME:2001/01/22(月) 15:28
ほんまか?


4 :農NAME:2001/01/22(月) 20:34
困ったことに、本当(笑)
例として、江戸幕府は岐阜県、愛知県を「こまぎれに」して支配したのは、大名や旗本の親類縁者が多いため強い影響力をもった人間が出てくるのを恐れたから。

アメリカでは機械化が進み大規模農業が栄えている頃に、「おまえらは人力で這いずり回れ!」ということで行われた占領政策。

月収16万の人が遊びに使える金が月2万だとすると、月収20万円の人は6万円使える、。そういうこと。

5 :農NAME:2001/01/23(火) 01:49
戦争には負けたくないものだな・・・

6 :農学系研究者:2001/01/23(火) 21:57
そうそう。
農学部の学生も、こういう智識は教えてもらえない。私が立てたスレじゃあないけど、せっかくだから皆さんに読んでもらいましょう。

ついでに豆智識
不在地主
農地改革の際に、その土地にいないことを理由に戦地から戻れなかった軍人や軍属、戦後の混乱で行方不明の人。所有する農地が「ヤクザもん」や「零細農家の 次男ー五男」に奪われ、復員後自分の家に赤の他人が住んでいるのを見て、呆然とする。この決定をするのは、農業委員会。

農業委員会
どういう基準で選ばれるのか解らない連中。共産主義的で、他人の財産を狙う)といういかがわしい組織で、地域ごとに組織され、他人の土地や財産を奪うことに血眼になる連中。

農業経済の先生方、こういう歴史的な事実をきちんと教えてくださいよ。

私はいかなる反論にも対応する。どうぞ書き込んでください。




7 :農NAME:2001/01/23(火) 22:34
農地改革が根本原因でしょうけど
現在もある、農協の理事・組合長と使用人(職員)の兼務禁止条項が結構
利いてるのでは?
あれを早く撤廃していればもっと違ったかも

8 :農学系研究者:2001/01/24(水) 19:39
あれ、反論無いの?
私は地元の農家の地域振興のため身を削る覚悟だけど、とりあえず、そういう問題は、個人対個人の問題になりそうだから言ったことは無い。
でも、文系の人は解ると思うけど、財産権の侵害は近代国家ではあってはならない話。

もしある日突然、町のタバコ屋に「おまえの財産よこせ」、酒屋に「酒よこせ」と訳わからん連中が押しかけたら、嫌でしょう?
そういう出来事が戦後あったんです、実際に。

ですがそんなことを公然と言ったら、「まずい」ことになります。「暴徒の子孫」が農家の大部分を占めているのですから。

9 :じゃまだ:2001/01/24(水) 19:55
相続税が高い理由の一つに資産の再分配化がある。


10 :農NAME:2001/01/24(水) 21:25
農地改革は単なる社会政策であって、
生産という側面が一切考慮されていない。
アメリカにとって都合がいいだけのものだ。

11 :農NAME:2001/01/24(水) 21:47
8さん
その話は私はそのとおりだと思うので反論のしようがない
牛飼いの質が悪いのはその子孫がおおいから
だって2~3hアールの農家は手一杯でそんなことしないもんね
土地だだでもらった30アールほどの農家やその次男坊が畜産振興
の金借りてやりだしたんだもん
農業従事者等の質
林業>>>稲作(大地主)>果樹>>畑作>稲作(一般)>>>>>漁業>>畜産
ちょっと違うか?

12 :農NAME:2001/01/24(水) 21:53
>>11
農業のことはひとまず置いて(私にはわからないので)
その不等式になぜ漁業が入るのかわからない。
大体農業を稲作とか果樹とかに細分化するなら
漁業も定置、養殖、巻き網など操業形態で
ずいぶん事情が違う。多分水産系にはあんまりくわしくない方
だろうとお見受けするし私は水産系だけど
農業経済はよく分からないのでお互い様ですが
とりあえず上記のくくりで“漁業”とかくのは反対。

13 :11です:2001/01/24(水) 22:15
>>12さんごめんなさい
県漁連の友人が、昔漁師(組合員)さんに首根っこ捕まれて海に放り込
まれたと話してたので、つい入れてしまいました
たしか殴られた人もいるとか・・・・
でも、よく考えると漁業は結構高度ですしね・・・・・
確かに間違いのようです・すみません

14 :あははは:2001/01/24(水) 22:35
不在地主の土地だって誰かから弱みを握って(あるいは暴力で)巻き上げたもので
農地解放で元の持ち主に戻っただけだよ。

15 :農学系研究者:2001/01/25(木) 19:15
9>>
所得税が取られているのに、さらに財産に課税すると「二重課税」となり、「公平」かもしれませんが「公正」では無くなるのです。

14>>
ところが、そうではないのだ。
農地改革は、GHQによる農業の構造的破壊という側面とともに、共産化の阻止の目的もあったのです。
中国では共産軍が支配地域において勢力を拡大し、さらに志願者を得るために、「地主を殺せ(本当に全土で虐殺してしまった)」「共産党に尽くせば、あの土地はおまえらのものだ!」と宣伝していた。
当時共産勢力の拡大を予見した連中が、国内の不満分子封じ込めのために、財産権の侵害を行ったのだ。

なお14さんが書いた通りに、「暴力で巻き上げられた元の持ち主」とやらに戻ったケースは、本当にあったのでしょうか?


16 :あははは:2001/01/26(金) 21:02
>15
農業の構造的破壊云々は私にはむづかしくてわかりません。
ただ、戦後、共産党が山村工作隊なるものを使ったことがありましたが
だれも蜂起せず、逆に警察に報告されたとう話も聞いてます。
一般に農地改革を行わなくとも、レッドチャイナ的な革命は
日本の民衆は起こさなかっただろうというのが、特定の主義主張
に出来るだけ偏ることなく戦後歴史を研究している人たちの
見方ではなかったでしょうか。
ただ、私自身あやふやな記憶でしかありません
かえって15さんのような方の方が検証しやすいと思います。

さて、「暴力云々」ですがたとえば、旧大名系の地主などは
数百年前に戦(いくさ)という暴力手段で土地を集めています。
もちろん数百年前のことを今更どうとかこうとかいう気はありませんが
暴力手段の一つには違いありません。

もう一つ、自小作農民(自作地を所有しそのほか小作をかねていた農民の
中には凶作時に地主から借金をしてしまい、担保として自作地を
不当な対価で取られた人も多かったはずですし、そう見る方が普通でしょう。
もちろん汗水流して営々と築いた財産を取られた地主も多かったでしょうが。

さらに、明治時代、共有地や入会地を明治政府が巻き上げたのは
有名ですが、庄屋とか名主と呼ばれた人の中には
無学な村民をだまくらかして、政府にとられないように自分の
名義にし、そのまま猫ばばしたケースはあまたあったはずです。
(私の本家筋の某家もそうだとのこと)
ですから、もとのというのは
AからBにいったものがまたAに返ったとうことではなく、
多くのAの様な境遇の人という意味です

17 :あははは:2001/01/26(金) 21:23
地主層は企業化精神云々といわれるが、
多くの小作農民が悲惨な生活だったのは事実だったし、
日本の大陸「進出」の一因にもなっているのは常識。

セルフリスクで投資といってもその原資の一部は小作農民の
血と汗だったのも事実だし、一部の地主は企業化精神に富んでいたのも
事実。
多くの小作農民は救われた一方で、悲惨な眼にあった不在地主がいたことも
事実。

多数の不幸の上に成り立つ少数者の幸福から、少数者に犠牲をかぶせて
多数の小作農民を救ったのが農地改革(あるいは解放)でしょう。

私が小作農民であれば農地改革は大賛成だし、地主(不在、在村関係なく)
であれば反対。要は万人が等しく幸福になどとは過去にも現在にもなかったし、
たぶん将来もないでしょう。

ちなみに、現役の農業委員です。

18 :農NAME:2001/01/27(土) 22:33
自小作農民(自作地を所有しそのほか小作をかねていた農民の
16>>
「中には凶作時に地主から借金をしてしまい、担保として自作地を
不当な対価で取られた人も多かったはずですし」

「中には凶作時に地主から借金をしてしまい、担保として自作地を
不当な対価で取られた人も多かったはずですし」

 以上の2文は、ケースによっては事実。それは否定しません。

 もともと私が立てたスレッドではないのですが、なんだか替わりに書き込んでいます。

 8で書きましたが<もしある日突然、町のタバコ屋に「おまえの財産よこせ」、酒屋に「酒よこせ」と訳わからん連中が押しかけたら、嫌でしょう? >

 私はこういう事を倫理面、および財産権の侵害という立場で論じたいのです。どうでしょう?

 一番いいたいことは、国家が「ロック(スマヌ、ルソーか?)がはるか昔に唱えていた、自然権(人が生まれながらに持っている権利)を公然と侵害することが許されるのか?」という事です。

皆様のご意見お待ちしております。



19 :あははは:2001/01/28(日) 00:14
ほんと、人のたてたスレなんですが、
たてた本人も「そーだそーだまったくだ」という意見だけを期待
してるわけじゃないでしょー。

>8ある日突然、町のタバコ屋に
そりゃいやですよ。私がタバコ屋なら。でも、歴史上タバコ屋はともかく
酒蔵や質屋に押し掛けて打ち壊しをやって、ついでにちょろまかした
なんて事は日本史でならいましたな。

いずれにしろ体制の劇的な転換期には無数にあったことですし、
倫理とか権利の侵害などと叫んでもわめいてもその時には個人の力なんぞ
無力ですよ。

大体が公然にしろ非公然にしろ、やらなかった国家・民族は歴史上
存在しなかったでしょうし、今でもありますし、これからも起きるでしょう。

先にも書きましたが、私が体制側の人間なら許されると思うし、
その逆もあり得る。そして、わずか数十年でそれは既成概念として
ほぼ公認されてしまう。

で、今の私の立場では、自分が損する様なことでしたら反対。
逆の時はケースバイケース。日和見に徹します。
自分の立場を明確にして確固としていても、なんの役にも
たたないときもありますからね。


20 :あははは:2001/01/28(日) 00:26
書き終えたところで、先頭を読んで気がつきました。
農地改革(解放)のことではなくそれがもたらした物でしたね。

結論から言えばあってもなくても国民性には大きな変化はなかったような
気がするけど。

企業家精神に富んだ地主がいたことは比定しないが、その息子はただの
守銭奴なんてケースもあったろうし。

財産の強制的な再配分でかえってプラスになったケースの方が
多いのでは。

歴史をイフで語るのは興味がありますが、イフを越える何者でもありません。

21 :農学系研究者:2001/01/28(日) 10:06
都市への過剰な人口流出の軽減。こういう効果はあったと思います。

22 :ドレミファ名無シド:2001/02/14(水) 01:48
とりあえず1のリンク先の奴は頭悪い。

23 :農NAME:2001/02/16(金) 21:14
たしかに頭悪い。こんなこと書くなら、ちょっとは農業史の本読んでからにしろ。

24 :KK:2001/02/16(金) 22:39
もっとも農地改革は、戦前の軍や財閥がやろうとしてきたけどね…
第1次世界大戦が終わったら、マトモな資金供給はできないわ
企業家精神の欠片も無い地主層なんかパラサイトでしかなかった。
農村の状況のあまりにの酷さに、帝国政府は「農地解放」を画策
するも失敗。農地解放でなんとかなるという政府もダメだが。

江戸時代の勉強をする前に、帝国時代の勉強もした方がいいな>1

農地改革の最大の功績はかりそめの安泰を農村と農家に与え、
都市復興に貢献したことであろう。1961年以降はどうだかは
周知の通り…

25 :農NAME:2001/02/17(土) 13:47
クズの大部分を農村に放り込んでおくことができたんです。

最近新幹線とか高速道路とか高規格道路
とか、いろいろ高いものほしがるから困るなー


26 :農NAME:2001/02/17(土) 15:40
安い労働力の供給を望む資本家側からみて、高米価を要求する地主の
存在が目障りになってきたし、戦前の地主制をほっといたら、小作人
の不満を抑えられなくなって、今頃日本は共産主義国になってるよ。

実際に戦時中に、地主・小作関係は一部手をつけざるをえなかったし、
いずれにしても、GHQがやらんでも、体制維持と生産力向上のため
日本の政府はなんらかの形で農地改革をやらずにはおれなかったんじ
ゃないの。

それから>6
農業委員会でいいのか?農地委員会じゃなかったけ。




27 :農学研究者:2001/02/17(土) 19:05
またこのスレッド、あがってきましたねえ(微笑

26さん、確かに私の母方の出身地では、農地委員会でしたね。調べなおしてみます。

28 :農学研究者:2001/02/19(月) 19:12
農業委員会ではなく、農地委員会の間違いでした。この場を借りてお詫びいたします。

29 :増田明美はお利口さん:2001/02/19(月) 19:24
マッカーサーの配下にニューディーラーの残党がいて、母国で果たせなかった見果てぬ夢を異国で実現したのが農地改革であり、結果として、当時の日本経済にとって最良の選択となった。

30 :農学研究者:2001/02/19(月) 20:38
>>29
まあ、「当時の日本経済にとって」優れた選択肢であったことは間違いないでしょうね。少なくとも当時は。

31 :KK:2001/02/20(火) 11:08
今でこそ、地主・小作関係は、presant(スペル忘れた)-tenancy関係
として経済学手法で歴史的評価を与えられているが、何故この関係が
酷く崩壊したかを検証している研究ってないように思える。
(あったら教えてね)
都市在住労働者の実質的賃金にとって米価が非常に大きな意味をもった
という正に産業革命時のイギリスのごとき説明がさなれるが、いまいち
ピンとこない。
新たなる都市在住労働者はまさにその地主小作関係から溢れ出し、なか
には青年将校として不満分子としてクーデターを企てたこともあること
(確かそうだったけな?)があることも考えると、農地改革は時間の
問題であったことは確かだと思う。
ただその歴史的意義はきわめてシンボリックであり、実際のところは
「当時の日本経済にとって」最適ともいえる選択であった、としか
いえないように思える。
農業史は農業経済にとって宝庫に思えるのは気のせい?

32 :農NAME:2001/02/20(火) 18:00
>>31
sure

33 :名無しさん@_@:2001/02/20(火) 22:42
日本における農地改革の平和的成功の要因は、GHQがトップダウンによるリーダーシップを発揮したこと、中央及び地方の官僚が地主を出身母体としながら理を知り吏道に徹したこと、農村には地主側と小作人側の双方にリーダーシップを発揮できる人材がいたことの三つである。。

34 :名無しさん@_@:2001/02/22(木) 20:09
したがって戦後の改革に等しい改革を現在の農村で実行することは相当困難である。又、東南アジア諸国においても又然りである。


35 :農NAME:2001/02/22(木) 21:42
>33、34
なぜ東南アジアには、官僚が吏道に徹することができず、
地主側と小作人側の双方にリーダーシップを発揮できる
人材がいないのか?

36 :名無しさん@_@:2001/02/22(木) 22:44
ま ず第一に、なぜ民主主義の下で強いリーダーシップを発揮してトップダウンによる平和的農地改革を進めるべき指導者が今日に至るまで誕生しないのかを検討す べきかと考えます。これまでの議論から、戦前の日本においてもGHQ以外の要素はととのっていました。にもかかわらず農地改革は実行に移されていなかった のです。

37 :惱NAME:2001/02/23(金) 21:05
ちょっと待て。
何故、現代の東南アジアで農地改革レベルの改革をしなくては
ならんのだ?そもそも、あのような「改革」は、軍政でないと
出来ない代物であったことはちゃんと確認しておいた方がいい。
民主主義政治において、それが全体にとって善かれ誰かの利益を
犠牲にするというのは極めて困難であるのは確か。
農村と都市部の軋轢、そして農村内の人口圧などを考えないと、
「改革」は単なる政治的満足の標榜にしかならないだろう。

38 :農学系研究者:2001/02/24(土) 07:41
この場合の東南アジアとはどの国を指すのか明確にしない?

39 :苦しいところです:2001/02/24(土) 08:36
内政干渉と受け取られる虞があり、特定国の明示は控えるべき。
但し、農地改革の必要性を否定するものではありません。
又、民主主義の下で平和的に農地改革を実施することが不可能
であると証明することは誰にもできないと信じています。




40 :>35:2001/02/24(土) 10:22
日韓併合のさいの検地や農地改革ではGHQにあたる立場が、あのにっくき日帝でありましたが、日本人農業普及員による
熱心な農業改良指導と日帝の手先である新しい行政機構により両班に差別されていた小作の自作農化が進み
教育の普及やインフラの整備にともなって、戦後の独立の際の重要な人材的・物質的基礎となりました。

韓国の方は、全然理解してくれませんが。

41 :農学系研究者:2001/02/25(日) 18:38
>>40
自分の土地をきちんと登記していなかった農民がいて、日本人がその無知に付け込んだという意見もある。逆に言うと、日本の官憲が、当時の朝鮮半島の農民が不法占拠していた土地を「解放」したという事になるのだろうか?
誰か詳しい人がいたら、手頃な資料を紹介してください。

42 :名無しさん@1周年:2001/02/26(月) 20:45
GHQの罪は罪として評価し、功績は功績として評価しよう。
東南アジアにおける農業改革の必要性については論者により
可否を異にするも(ちなみ筆者は必要性を認める)日本農業
の改革の必要性については、これを認めない者はいない。
とすれば、50年前の農地改革の成功の秘密は解き明かされ
なければならない。



43 :農学系研究者:2001/02/26(月) 23:25
>>42
そういうスタンスなら同意。

44 :農NAME:2001/03/01(木) 06:07
改革開放は日々進められなければならない。

45 :農学系研究者:2001/03/01(木) 06:32
>>44
どういう改革?行政の介入による第二次農業改革が必要という事ですか?

46 :農NAME:2001/03/05(月) 19:07
千年の歴史を越えて耕し続けられた先祖の遺産というべき水田が今滅ぼうとしている。
水田を消し去ってはならない。
農業を続けようとするものにこそ農地が与えられなければならない。

47 :農NAME:2001/03/05(月) 20:09
水田の歴史は1000年以上あるぞ!

48 :あつあつご飯に有明海苔:2001/03/06(火) 00:28
だから千年の歴史を越えているのだ。

49 :農NAME:2001/03/06(火) 14:40
2000年以上でしょ?だいたい縄文後期~最終期には稲作は始まっていたんだし。

50 :農NAME:2001/03/06(火) 19:38
>>49
それは水田の話。
ちなみに陸稲なら、水田の成立以前に栽培可能。

なおソースは静大農学部の佐藤洋一郎先生(炭化米のDNAを抽出した人)。

51 :あつあつご飯に有明海苔:2001/03/06(火) 21:03
縄文稲作さんは余り修辞学を知らないのでしょう。
もっとも何千年以上であろうと千年以上という記述自体に全く間違いはないのですが。
それから陸稲栽培さん佐藤洋一先生の一般人の手に入りやすい本がありましたらご紹介下さい。
いずれにしても、日本列島に於ける陸稲、水稲の栽培の歴史は、縄文稲作さんや陸稲栽培さんの指摘通り、有史以前の歴史があるのです。
もし、かくのごとき耕作の歴史のなかで培われた沃土が、20世紀から21世紀のほんの僅かな期間に永久に失われるとすれば、農学の徒は沈黙を続けるべきではない。
兎に角、朝ご飯は取れたての研ぎたての炊き立ての熱々の飯を、きれいな有明の海の海苔を肴に、腹一杯食いたくて書いているのです。




52 :農NAME:2001/03/06(火) 21:43
>>51
自分で探してはどうですか?また必要以上に他人を陵辱するような発言は、甘受できませんねぇ。

稲の来た道 佐藤洋一郎著 裳華房 1200円
丸善http://www.maruzen.co.jp/

53 :農NAME:2001/03/06(火) 21:53
ちなみに、縄文文化における陸稲栽培の可能性について記述したのはこれ

稲とはどんな植物か―コメ再考 佐藤洋一郎著 三一書房 ISBN:4380950212

54 :農NAME:2001/03/06(火) 21:55
31書房って、、、、アカくない?

55 :あつあつご飯に有明海苔:2001/03/06(火) 22:38
赤い金魚も黒い金魚も美しい金魚に違いはありません。
キーボードというものは車のハンドルよりも人格を変容、否、地をさらしてしまうものかもしれません。
失礼の段お許し下さい。厳しく自戒致します。
さて、稲の来た道 と 稲とはどんな植物か―コメ再考 どちらの書名も面白そうです。
それにしても 稲の行く道 はどこに向かっているのでしょうか。
進むべき道は、果たしてあるのでしょうか。
そう言いながらも格安中国椎茸、天津甘栗と新彊綿シャツを喜んで買う貧しい身の上です。
もしも、格安有機無農薬中国新米が市場に出回り始めたら、どのような選択をなすか自信がありません。
とにかく、佐藤洋一郎先生の本を静かに読ませて頂きます。ありがとうございました。




56 :農NAME:2001/03/06(火) 23:17
・・・同じ社会科学を学んでいるものとして。興味を引きました。
農業経済史はオハコではないけれども、素朴な疑問です。

①シュンペーターの議論がでていたけれども、企業家精神と資金供給
 の関係の実証の必要性があります。戦前の直接金融の比率が高いのは
 常識ですが、地主層による資本投下との因果関係の証明があればもっと
 わかりやすいと思います。

②同様に、戦後の資金供給関係に関しても説明があれば嬉しいです。地主層
 が消滅したことと、企業家精神との因果関係と資金供給関係の説明があれば
 もっとわかりやすいと思います。また戦後に熟練が自立した形で日本経済の
 重要な構成要素となった都市の中小工業企業は企業家精神ではないのでしょ
 うか。

③農地改革が日本経済発展の正常な発展を阻害したとの指摘ですが、
 それでは農地改革のない場合の発展形態とはどのようなものだったの
 でしょうか。つまり「正道」とはどのようなものだったのでしょうか。
 できればお聞かせ願いたいです。名和理論等での戦前経済の説明に
 慣れたわたしには少し興味のあるところです。

 少し違和感のあるところでは、「皇国史観」の点ですが、平泉学派以外には
戦後皇国史観は存在しなかったのでは?また平泉学派は社会経済史には余り
関心を示さなかったような気もします。

 もう一つは、政治構造との関係です。労働者政党の資源動員論等については
どのようにお考えでしょうか。経済構造との因果関係を説明していただけると
嬉しいです。



57 :ero:2001/03/07(水) 02:06
http://cgi1.freecom.ne.jp/~t4983/

58 :52:2001/03/07(水) 07:01
>>55
わかりました。私も他山の石として気をつけます。

それはそうと、スレ違いだけどこの話題、続けたいですね。新たにスレ立てます?

59 :農NAME:2001/03/07(水) 08:21
一般的には、農地改革で、小作人がみんなGHQ側について、共産主義の
防火壁になったって言われているけど

>2
>生産手段を小分けにすることで、個々の生産力を壊滅的に縮小させ、日本の戦後の再建を意図的に妨害したGHQの陰謀。

も確かにそうかもな。

60 :農学系研究者:2001/03/07(水) 18:20
>>59
生産手段の壊滅と、共産化抑止という2つの目的を満たす妙案だったのでしょう、当時は。

61 :農NAME:2001/03/08(木) 18:25
誰か本当のこと語ってくださいーーー。農学系研究者の人は農業経済学ですか?
生産手段の壊滅って・・そんなこと考えているとは思えないんだけど・・・
そんな・・・そんなことしたら米国=スキャップの正統性がなくなるじゃないですか。
革命だっておこっちゃいますよ。飢えて死ぬより革命でしょう。

だってわたし専門外だけど、常識的な経済史の先行研究でそんな論文みたことない。。。
中村隆英さんのGHQ・スキャップの一次資料なんかどうなの?読んだ人おせーて。

普通はGHQは生産の拡大と、地主小作制度を全体主義勢力の基盤と解釈していたから
、第2次改革を進めたって言うのが通説なんだけど????

 それともこのスレッドは、アメリカと社会科学の成果をサヨク呼ばわりしてこきおろす
スレッドなんでしょうか。。。??だったら去ります。


62 :農NAME:2001/03/08(木) 20:10
>>61
まず>>4を読んでね!
大体第二次世界大戦後のアメリカでは、少数の大地主and大勢の小作人という農業形態が存在していたのに気付いてね!「理由なき反抗」のジェームス・ディーンは大地主の息子だったよ!

63 :農NAME:2001/03/08(木) 20:25
そして夢やぶれたニューディーラーたちが、敗戦直後の日本で、母国で実現出来なかった夢を東洋の後進国で実現しようとしたのですね。
そして、その夢は成功したのです。
しかし、それから半世紀が経過して日本農業は以前とは異なった矛盾に直面することになったわけです。
この矛盾を国内政治の枠組みの中で解決することが、果たして可能であるかどうか。
半世紀以前の農業改革は国内政治の枠組みを越えたところに出発点がありましたが、今回はどうでしょうか。
まず、抱えている矛盾が異なります。
以下、次回に続きます。

64 :農NAME:2001/03/08(木) 20:30
>>61
アメリカがサヨクだなんて誰も言ってないだろ。
「アメリカが防共のため…」という内容のカキコは何度も見たが。

65 :64:2001/03/08(木) 20:31
>>64
>>防共
誤解されそうだから「共産圏の勢力拡大阻止」に訂正。

66 :61:2001/03/08(木) 21:05
 4を読んだけどイマイチわからん。スタインベック的な農繁期労働力は今でも
一杯いるから理解できる。でも結局それと「陰謀」がどう結びつくのかサッパリ
わからん。あるいは4さんは、GHQが地主小作制度を全体主義の温床と解釈
してたことを「全体主義の基盤撲滅=陰謀」と解釈してるのかもしれんな。
それなら「陰謀」もわかる。

あと、ニューディーラの話は憲法制定過程と重なってなんか説得力あるけど、
これって「経済破壊」とは関係なさそうだな。ま、4さんと同じひとかどうか
わかんないから仕方ないけど

でももっとわからんのは、このスレでは常識の、GHQが46~47年時点
でなんで日本の経済破壊をわざわざ狙ってたかって点。
ロイヤル演説なんかは典型だけど、47年時点では完全に「人道援助」姿勢は
撤回されてる。問題なのは46年夏ころの制定者意志だけど・・・・これに関しては
おいらはあんまりしらん。なんかそれに関して触れた学術論文あったら紹介してけれ。
なんか気になって仕方がない。

>64  おこらんでけれ。おいらの書き方が悪かった。「アメリカ」と「サヨク云々」
といいたかったのだ。区切りが悪かった。そりゃアメリカをサヨクっていうやつは
あんまりおらんわな。


67 :61:2001/03/08(木) 21:06
すまん。「制定者意思」だ。

68 :農NAME:2001/03/08(木) 22:32
>>66
全体主義ではなく、共産主義化の基盤となりうることを想定したんだ。
前レスもう一度読め!

69 :農NAME:2001/03/09(金) 18:39
そうなの?知らんかった。てっきり全体主義対策と思ってたよ。
おいらの理解では、戦前からの地主ー小作関係が全体主義の基盤となったから、
これをなんとかしよう・・・っていう風にGHQが思ってたと思ってた(へんな
いいかただけど)。でもこっちの方がよく聞く説のような気がするけど
おいらの勘違いか?

 そういや財閥解体とかどうよ。あれって独占資本へのアレルギーと同じく
戦争推進の罪かぶせられたんじゃないの?



70 ::2001/03/10(土) 07:44
二十世紀、ヨーロッパ半島を主要舞台に演じられた二つの世界大戦は、ヨーロッパ文明の没落を決定的なものにしました。
しかし、過去の栄光の残映がその後のヨーロッパを二十一世紀の半ばまで輝かせることになるのでしょう。
いずれにせよ、大戦後の経済的覇権はアメリカ合衆国が独占していました。
当時の世界の中でのアメリカの軍事力は、21世紀の世界の中でのアメリカの軍事力に比べれば、優越性の面で遙かに劣りました。
しかし、経済力では、大戦後のアメリカほど豊かな国は世界のどこにも存在しなかったのです。
この極端な程のアメリカ経済の優越性こそが、占領下の日本経営にあたって、本国がGHQにフリーハンドを与えた余裕であったのです。
ところが、軍事面ではアメリカの優越の永続的性に疑問符が突きつけられ、それに伴い対日政策は経済面でも大きく変化してきました。




71 :農NAME:2001/03/10(土) 20:33
>>69
国内向けニュースでは、確かに軍国主義復活を阻止するため、などと書いてたようだな。

財閥解体は、そういう目的ではないだろ。GHQが企業に対して、賠償金名目で金をたかっていたのは知ってるな?ちなみにチッソは、賠償金請求から逃れるために、火薬製造から肥料製造に業種を変換したんだ。


72 :農NAME:2001/03/14(水) 13:13
なんとか賠償使節団ってやつか?
財閥解体って反独占アンド反全体主義を考えてやったと思ってた。
たかりでやるならなんで解体したんだ?質問だ

73 :名無しさん@1周年:2001/03/14(水) 22:02
羮に懲りて膾を吹くの喩えではないが、独逸と日本を農業国に突き落とすモーケ゛ーソウプランが検討されていたようだが、冷戦の勃発により、両国は自由主義陣営の兵器しょうとして工業国に復帰できる道筋ができた。
結局熱い戦争はヨーロッパ半島を遠く離れたアジア・アフリカ諸国でしか勃発しなかったが、両国の工業生産は回復していった。
長崎を旅して気が付いたが、原爆投下も戦略爆撃の範囲内で行われ、三菱造船長崎製作所は爆心地から遠く離れていた。
戦後の日本の工業力の活用をアメリカは戦時中から考えていたようだ。
日本農業は米国にとって二次的な問題でしかなかったのではないか。




74 :農NAME:2001/03/15(木) 19:00
ふむ。相変わらずよくわからん。そのなんとかプランっつーのは
政府に採用された方針なのか?

ちなみに長崎原爆が三菱造船ドックから外れてるのは、たまたま当日の
天候が曇ってて、投下地点が2キロもずれる大チョンボした結果だよ。
日本の全工業都市(八幡・若松市以外)を灰にした米国がそんな配慮しない
だろうよ。

ただ、実は戦後米軍内で大問題になったことは、敗戦時の日本の鉄鋼生産力
が、米軍の思ってたほど落ちなかったこと。でもこれはあくまで米軍のミス。
配慮したわけではない。

それにしてもだんだん農地改革から外れてすまんね皆さん


75 :農NAME:2001/03/15(木) 19:05
もう一個疑問。賠償考えてるなら(もちろん生産財の移転は一部が考えてた
のは有名だが)なんで財閥解体したんだ?理由がさっぱりわからん。

さらにもう一個。日窒が火薬製造やめたのは、結局需要がなくなった
からじゃないのか?だって戦争終わったもん。戦時体制で生産しても
需要ねーからやめたんでは?それに元の硫安製造してるほうがよっぽど
もうかるだろうよ。チッソの話もなんかよくわからん。

とにかく誰かオレを納得させてくれ

76 :農NAME:2001/03/15(木) 21:03
>>75
ニコンは戦後賠償で経営がどん底まで落ち込み、倒産寸前だったようだね。従業員も半分以上リストラ。


77 :名無しさん@1周年:2001/03/16(金) 06:39
戦中にあって戦後を計ったのだ。
戦争は政治の一部であり、戦略爆撃の攻撃目標の選択は政治そのものである。
戦意を喪失させるため人口密集地の下町に焼夷弾を投下し重工業地帯を戦後に備えて温存したのだ。
それが戦略家の底力だ。
新経済戦略に乗せられて食料自給能力を低下させれば戦略家の思う壺に陥ってしまう。

78 :農NAME:2001/03/16(金) 07:22
>>77
東京は、隣組等による家内制工業の基盤を破壊するために、わざわざ焼夷弾を用いて焼き払っているね。日本人はサル以下の扱いだったようだ。

それにしても、おばちゃんたちが自宅で航空機の部品を作っていたなんて、ちょっと感動した。

79 :農NAME:2001/03/16(金) 14:34
>77
ますますもってわからん。まじで重工業地帯を「温存」する
つもりだったのか?川崎とか名古屋とかボコボコだろう。重工業地帯
=戦争遂行能力だから、まずこれを叩いていたのでは?だって鉄鋼
・非鉄金属・化学・機会組立は兵器生産の中心じゃないのか。

でも77のこの論は、このスレッドでは常識化していたアメリカの
「戦後の日本の生産能力壊滅」論とはまった逆の論だな。そういう意味
で面白い。もっとも農業におけるのと工業におけるのとという違いはある
けど、本質的には同じだろうから。


>76 ニコン(日本光学)の例は既出の日本窒素と同じかもね。光学機器
は艦艇用・航空機用照準器とかに必須だからね。それにしてもチッソが
賠償逃れるために硫安にもどったとか書いてた人はどこいったんだ?
まったく。

アメリカが焼夷弾で焼払った理由が家内制手工業壊滅のタメというのは
おいらは初めて聞いた。面白い。けどこれも今までさんざんいいっぱなし
があふれてるこのスレッドでは「マジか?」って気もする。航空機部品
ってやっぱネジの研磨とかだろうか。
(ちなみにこれは典型的な兵器生産破壊の攻撃だから、「サル以下
と思ってた」という理由ではなく、「戦略上仕方がなかった」という
言い訳をアメリカに与える解釈かもしれん。つまり因果関係が逆に
なるかも)

はあ。毎日ここにきてるけど、だんだん農地改革から離れてくなあ・・・
だれかおいらを納得させてくれ。



80 :名無しさん@1周年:2001/03/16(金) 20:55
村に小さな猿の群が居着いた。秋だったので家々の庭に柿が実っていた。
猿たちは毎日家々の木々を渡り歩いて柿を食った。
私の家の柿は村では珍しい甘柿であり犬も飼っていなかった。
しかし、猿たちは決まって一日の最後に我が家の柿の木に現れた。
なぜ、真っ先に安全な所にある甘柿を食わないのだろうか。
こんな答えを考えた。
もし、甘い柿の実を一日で食い尽くせば、翌日から渋柿しか食えなくなる。
さらに、甘柿の木が痛んで来年から実を付けなくなれば、永久に甘柿を食えなくなってしまう。
限られた村の柿の木の実を少しずつ分散して食っていけば、木の痛みも少なく、毎年旨い柿の実を少しだけ味わうことができる。
食料を永続的に確保するすべを猿ですら身につけているのだ。

81 :名無しさん@1周年:2001/03/16(金) 21:28
政治は喝采のための手段ではなく危機回避の技術にすぎない。
誰でも開戦の火蓋を切ることは出来る。
しかし、国賊と罵られながら自国の壊滅を回避し終戦に導く政治家は少ない。
この大戦において独逸は指導者に恵まれず、幸いにして日本には鈴木貫太郎に恵まれた。
鈴木は終戦の日、陸軍に命を狙われて焼野が原の東京を公用車で逃げ回ったという。
今日、安価な外国産食料を排し高価な国産食料に肩入れすれば民衆の敵として罵られ選挙に落選することは確実であろう。
しかし、牛に食わせる安全な飼料すら北朝鮮から輸入しなければならない実状である。
某国の飼料会社は政府から汚染飼料の国内での販売を禁止され、他国に飼料を販売し、某国政府もこれを黙認したという。
食料自給を一定レベルで確保することは日本国民の生存基盤を確保することだ。
では、どのレベルで確保すべきか。そして、政府に国内食料生産のレベルをコントロールすることができるのか。
通貨政策議論が、デフレかハイパー・インフレの二者択一に陥るように、一端食料生産力を低下させれば、もう後戻りはきかないのではないか。
なお、この席をかりて大川功氏のご逝去を悼みます。桜の花は間に合いませんでしたが、古来中国で花と言えば桃の花です。願わくば花の下にて春死なん。古人の願いのごとく夢の途中で氏が旅立ったものと信じたく想います。


82 :吾輩は名無しである:2001/03/25(日) 08:35
東北における本間家の地主としての実力は江戸時代から昭和20年に至るまで突出していたという。
戦前の本間家の経済力の実態について詳しい方のご意見を是非このスレッドに書き込みください。


83 :農NAME:2001/03/25(日) 17:57
>>82
スレッド違い・・・・

84 :考える食欲:2001/03/30(金) 21:21
NHKTV総合放送
好きな物はコロッケです。
食卓の風景が変わる。
生産現場が変わる。
これって、やっぱスレッド違いか。


85 :農NAME:2001/06/13(水) 21:31
>>42
農地改革=成功
と捉えているようですが、現在食料自給率が低下しています。
はてして成功だったのか??
別に昔に戻す必要はないかもしれないが、農地改革のあり方として
成功と言い切れるのか疑問です。

86 :農NAME:01/10/05 17:24
あげ

87 :農NAME:02/02/01 02:47
農地改革について       
           


88 :農NAME:02/10/19 03:19
>>84
全然スレ違い

89 :山崎渉:03/01/11 17:35
(^^)

90 :山崎渉:03/03/13 13:47
(^^)

91 :農NAME:03/04/03 09:16
>>88
??

92 :山崎渉:03/04/17 09:18
(^^)

93 :農NAME:03/04/24 23:58
荒廃農地が増えている・・・宅地開発させた方が全然ましだよ

94 :山崎渉:03/05/21 22:18
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

95 :山崎渉:03/05/21 23:36
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

96 :山崎渉:03/05/28 14:51
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

97 :ごるごるもあ ◆753Z/RLFiY :03/06/30 20:35
▲資本共産法▽
 職業安定所を国税庁に統合し、かつ公権力化する。企業面接を撤廃して雇用創出を図る。
備考:企業教育の必然性と人材派遣業の処分
▲琉球国際認定規格推進▽
 同一国内でありながら、国籍と民族の固有化を尊重し、続けて北方領土問題にも取り組む。
 【地域社会保護法案】
 住民投票を公権力化し、地域社会の破壊を阻止する。
▲教育改革法▽
 義務教育の数学・音楽・美術を廃止し、情報処理・脳神経学(精神学)・マインドコントロール手法(音楽・美術)を新たに加え、資本主義社会の虚弱性に抗する消費者層の暗黙的な社会主義化を目指す。
▲予約売買法▽
 卸売り業者すべてに予約販売制を導入・義務化し、物資の流通を共産主義化する。

98 :農NAME:03/06/30 21:20
うわぉ、真剣なスレだなー。
今授業(食料生産経済学)で“小農問題”ってレポート課題が出てます。
参考にさせて貰いますねー。

99 :山崎 渉:03/07/12 12:35

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

100 :山崎 渉:03/07/15 12:46

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

101 :なまえをいれてください:03/07/23 14:40
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

102 :なまえをいれてください:03/07/23 16:49
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

103 :山崎 渉:03/08/15 19:14
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

104 :農NAME:04/01/23 03:52
age

105 :農NAME:04/02/07 03:45
age

106 :農NAME:04/02/07 03:46
age

107 :たーぴーんぱ:04/09/22 05:40:53
政府行政の失敗とアメリカの日本国内干渉で
大量に発生した失業者とホームレス達の
自立支援と日本の食糧自給率向上のために
失業者とホームレスを農業や漁業就労に振り向けるように
官民あげて支援して成功させるべきである

108 :農NAME:04/09/26 20:10:43
ネタ無し収量、スレ主自爆。

109 :農業の歴史を専攻してます:04/09/28 14:08:06
農地改革をアメリカの押し付けだと捉えるのは、一面的に過ぎると思います。
確かに軍事占領下にあったという戦後の特殊要因が、近代民法秩序を否定する
に近い財産権侵害を伴う政策を完遂させたといえるでしょう。
GHQと日本の敗戦を抜きに、農地改革のあのような形での実現は考えられません。
けれども、今までの議論に決定的に欠けている論点は、農地改革には歴史的前
提があったという事実です。
たとえば戦前から自作農創定維持が政策課題として真剣に検討されていますし、
1924年の小作調停法は、結果的から見れば小作法が制定されない中での小作権確立を目指した法律で、
その運用過程において地主の私権を制限し、その分だけより小作人の権利を守る方向で作用しました。
また、国家総動員体制下においては、小作料統制令などの勅令により地主の私権はさらに抑制されています。
これは、戦時下において直接の食糧生産者である小作農を保護するとともに、小作争議の深刻化による
社会不安の増大を未然に防ぐための措置でした。
実際、当時の農林官僚として活躍していた東畑四郎(シュンペーターに師事した精一の弟)は、『昭和農政談』
において、「自作農創定はわれわれの悲願であった」と語っています。
農地改革を失政だと安直に断じてしまうのは、いわゆる後知恵に過ぎないのではないでしょうか?


110 :農NAME:04/11/12 15:26:11
unko

111 :農地法廃止賛成者:2005/07/21(木) 23:10:20
農政分野の地方公務員です。農地は農家だけのものでなく広く国民に解放されるべき
財産と思います。農地改革の成果を維持するため農地法が作られました。しかし、
半世紀が過ぎ、農地法が農業外から新たに農業参入する際に大きな障壁になってい
ます。農業内部で人材が不足しているのに外部からの参入を拒絶する、こんなこと
でいいんでしょうか。


112 :ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡:2005/09/02(金) 13:17:47

4.
公同教会は、時によってよく見え、時によってあまり見えないことがあった(1)。またその肢体で
ある個々の教会は、そこで福音の教理が教えられ奉じられ、 諸規定が執行され、公的礼拝が
行なわれている純粋さに従って、その純粋さに相違がある(2)。

1 ロマ11:3,4、黙示12:6,14
2 黙示2,3章、Ⅰコリント5:6,7

5.
世にある最も純粋な教会も、混入物と誤りとをまぬがれない(1)。そしてある教会は、キリストの
教会でなく サタンの会堂になるほどに堕落した(2)。それにもかかわらず、地上には、み旨に従
って神を礼拝する教会が、いつでも存在する(3)。

1 Ⅰコリント13:12、黙示2,3章、マタ13:24-30,47
2 黙示18:2、ロマ11:18-22
3 マタイ16:18、詩72:17、詩102:28(29)、マタイ28:19,20

6.
主イエス・キリストのほかに、教会のかしらはない。どのような意味ででもロマ教皇は教会の
かしらではない(1)。その反対に彼こそは教会においてキリストとすべて神と呼ばれるものと
に反抗して自分を高くするところの、かの非キリスト、不法の者、滅びの子である(2)。

1 コロサイ1:18、エペソ1:22
2 マタイ23:8-10、Ⅱテサロニケ2:3,4,8,9、黙示13:6

http://www.ogaki-ch.com/WCF/text/index.htm

113 :農NAME:2005/10/24(月) 00:11:38
【社会】ドミニカ移民訴訟が結審 来日の原告「責任逃れする国の主張を聞けば聞くほど、祖国とは何なのか
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1129564546/


114 :農NAME:2006/06/16(金) 09:08:13
今の農家さんは何割くらいが戦後農地改革での土地持ちさんでしょうか?
もともとの地主さんはなんわりくらいでしょうか?

そういえば、おおらかで気持ちも裕福で、上手に運用するはずの土地持ちさんが
なぜか狭小なので日本を怖く思っていたのです

115 :114:2006/06/16(金) 12:45:35
>おおらかで気持ちも裕福で、上手に運用するはずの土地持ちさんが
>なぜか狭小なので

この「土地持ちさん」というのは、農地改革後の土地持ちさんのことで
元々の土地持ちさんのことではないです

元々の土地持ちさんへは、何も思ってません
何気に区別つきますから
雰囲気や優しさが、わかります
そういう人と同化したフリをしている改革後の土地持ちさんのことを
「なぜか狭小なので」と114で書いたのです

「おおらかで気持ちも裕福で、上手に運用するはず」というのは
元々の土地持ちさん像で、そうでない土地持ちさんがいるのが不思議だった、ということです




116 :農NAME:2006/08/31(木) 21:01:12
土地を返せ。

117 :農NAME:2006/09/16(土) 21:06:28
>>116
激しく同意。うちも土地を返してほしい。
不在地主で膨大な土地も取られた。それも二束三文で。
かえせ。

118 :農NAME:2006/10/10(火) 22:07:24
   ▲_▲  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)< 本日最も恥ずかしい奥様→ID:HpyShXge
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)



119 :農NAME:2007/03/03(土) 14:35:26
農地改革といい、財閥解体といい、憲法改正無しの自衛隊創設といい、全部失敗ですね。
どうみても終わってます、ありがとうございました。

120 :農NAME:2007/08/18(土) 14:38:06
農地改革は白紙に戻すべきだな。
全ての元凶がこれだ。

121 :農NAME:2007/08/18(土) 15:53:56
農地改革が悪いというより、農地改革で謳われた「耕作者主義」が反故にされている地方行政の問題のような。
転用期待のために耕作放棄しても農地を手放さない農家やら、農地改良事業を利用しておいて、転用の話が
来たらあっさりと農地を売り払うような手合いを黙認してきた地方自治体から、農地の取引の許認可権を
国と第三者機関に取り戻すことが、農地改革の本来の精神を取り戻すことに繋がる。

さしあたり、農業委員会から農地の運用に対して利害関係を持つ者を締め出すことが急務だろう。

http://www8.cao.go.jp/kisei/siryo/031222/2-08.pdf

122 :農NAME:2007/08/18(土) 20:01:02
>>121
ご指摘の通り、市街化区域内農地の転用目的権利移動が農業委員会への単なる届出制で
あることが最大の問題。
農地法の基本理念から言えば国家に返納するのが筋。
どうせタダ同然で恵んでもらってるわけだし。
自民党は旧小作人の利益守るためにメチャクチャやって来たと思うよ。
まあ、党員のほとんどが旧小作人だから当然といえば当然だけど。

123 :農NAME:2007/08/23(木) 03:58:36
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070823it01.htm
企業の農地借用、来年度にも自由化…戦後農政を転換へ

農林水産省は22日、企業の農業参入を促進するため、
株式会社などによる農地の借り入れ制限を原則撤廃する方向で検討に入った。

2006年度の食料自給率(カロリー換算)が13年ぶりに40%を割り込むなど、
農産物の国内供給体制が弱まる中で、企業の力を活用して、規模拡大と競争力の強化を促す狙いだ。
農水省は今秋にまとめる農地改革の柱とする考えで、来年の通常国会に
農業経営基盤強化促進法などの関連法改正案を提出し、08年度中にも実施したい考えだ。

戦後の農地政策は、農家が自ら耕作者となる「自作農主義」が根幹となっている。
実現すれば戦後農政の転換点となる。
24日に農水省が開く有識者会議で検討が始まる見通しだ。


124 :農NAME:2007/08/26(日) 23:34:30
>>123
>このため農水省は、指定区域の条件を撤廃し、優良農地の貸し出しも認める。
ここが問題。転用目的で優良農地の運用なんてやられたら事態は悪化するだけ。
農業への企業参入でも一概に歓迎するべきではなく、農地転用への縛りは
厳重にしないと、ますます農業の不動産化が進むだけになりかねない。

125 :農NAME:2007/08/30(木) 07:51:46
住化○○資材は挑戦人の巣窟
日本人は近づかないのが良策

126 :農NAME:2007/09/18(火) 02:20:48
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070917ig90.htm
農地制度改革 生産性向上に欠かせぬ規模拡大(9月18日付・読売社説)

農地の規模拡大や集約化にある程度効果は期待できるが、今ひとつ決め手に欠ける――。
農林水産省が、農地制度改革の原案をまとめた。これまで制約が多かった
企業による農地の借り入れを容易にするなど、様々な対策を打ち出している。

だが、耕作放棄地への課税強化といった“ムチ”はほとんど見あたらない。これでは中途半端だ。
政府の経済財政諮問会議は、より大胆な改革案を提案している。
農水省は、この秋に決める最終案では、諮問会議案などを参考にもっと踏み込んだ改革案を示す必要がある。

各国による経済連携協定(EPA)の締結競争などに立ち遅れないためには、農業分野での市場開放が欠かせない。
それには農業の生産性向上が肝要だ。農家1戸あたりの規模拡大がカギを握る。

一方で、国内では耕作放棄地が年々増加し、埼玉県の面積に匹敵する39万ヘクタールに及んでいる。
何らかの手を打たなければさらに拡大してしまう。

こうした危機感から農水省は今年初め、農地制度を見直す有識者会議を設置し、本格的に議論を始めた。
企業による農地の借り入れは、すでに認められている。
だが、耕作に不利な地域などに限定されているため、借り入れはあまり進んでいないのが実態だ。

原案では条件を緩和し、優良農地でも賃借を可能にすることが盛り込まれた。
安定して営農できるよう、20年間程度にわたって借りられる、定期借地権制度を導入することも明記された。

農地の賃貸借に関する情報を一元的に管理する「農地情報センター」を都道府県に設置し、
借り入れを希望する企業などに提供することも示された。

一連の対策には効果が期待できよう。すぐにも実施すべきである。
ただし、行政改革の視点を忘れてもらっては困る。
センターは既存の組織を利用し、人手をかけない工夫が必要だ。


127 :農NAME:2007/09/18(火) 02:21:44
>>126

問題は、諮問会議が提案しながら農水省が外した改革である。
企業による農地所有を認めなかったことだ。
所有権が企業に移れば、農業以外の用途に転用される恐れがある、というのが理由だ。

農地の転用には厳しい規制がかかっている。違反企業には是正を命令し、
それでも効果がない場合は、農地を買い戻せるようにしておけばよい。
企業による農地の所有を認めるべきだ。

耕作放棄地を解消するには、生ぬるい手段では不可能だ。
耕作放棄地には、農地に対して認められている
固定資産税の優遇措置などを停止するといった措置を検討すべきであろう。

(2007年9月18日1時46分 読売新聞)

128 :農NAME:2007/10/20(土) 21:28:25
 

129 :農NAME:2007/10/27(土) 01:13:57
 門外漢なので専門的知識は皆無ですが

 いまの農家には未来の日本農業を支える力もなければ、気概もうすい。
たしかに、農地解放によって地主から小作農へ土地は分配されたが、
単に所有が変更されただけで、実質的な方針決定は農協ないし国家に
移ったに過ぎない。酒田の本間家等、地方で独自の経済活動を行う
資本家勢力を断絶した事により、国家は真の意味で農政を手中に収めた。
 もとより戦時中からこの体制は確立されつつあったが、戦後、地主という
抵抗勢力を排除した結果、国家と農民との関係は直接的なものとなった。
 戦後復興→高度経済成長時には、この国家主導型の農政は一定の成果
をおさめた。主食である米の大量増産である。農民は、国家の指示通り
米を生産すればよかった。元小作農の彼らにすれば、しごく当然の事で
あっただろう。
 しかし、戦後型農政は破綻するにいたった。原因は、あまりに米作重視
であったため、米あまりの市場が欲する次の課題を見誤ったこと。そして、
GATTに恐怖した日本政府自身の無責任な対応につきる。
 自動車の歴史をみても、ある一定の水準まで商品が流通した時点より、
市場の欲求は「他者との差別化・新しさ」に移行する。フォードと
ゼネラルモーターズの競争が良い例である。日本農政がこの転換期に
対応できなかった原因は、農業という産業に民間の思考回路で物事を
考え、行動してゆく人材が皆無であったか、役人に抑圧されていた事に
ある。市場経済と隔離されていたのが、米作農家である。
 逆に、野菜類と果物類に比重が高い農家は、相場というものが存在
する分、経済活動に対する慣れが割合あったと思う。彼らを個人経営から
企業体へと昇華させることを80年代半ばまでに成功させておれば、
いまごろは世界を相手に輸出活動で主導的立場をとる経済人が育成されて
いたかもしれない。
   
  

130 :農NAME:2007/10/27(土) 01:14:28
また、忘れてならないのが林業である。これは、農地改革から除外されて
いた。元地主たちも、林業で生き残ることが出来た。生き残るために、
日本国中の山々は杉やヒノキだらけとなった。国も後押しした。
後押しはしたが、国策として木材資源の活用を放棄しているのが現状
である。これも、建築材に偏りすぎた林野行政の失敗例である。もっと、
多様な形で、たとえば、栗だけ何hも栽培するとか、果樹栽培をさらに
拡大するとか、リスク分散とすこしでも対外類似商品に対する価格面での
競争力と、安全安心制そして高付加価値(甘いおいしい)をつけて世界市場
へ販促活動が可能だったかもしれない。少なくとも、農村出身者の雇用は
拡大するわけで、今のような農村の崩壊はふせげたと思われる。まあ、
山の問題は行政のたてわり行政により生じたひずみのせいとも言える。



131 :農NAME:2008/02/17(日) 12:54:47
あげ

132 :農NAME:2008/03/18(火) 00:04:17
>>130
今世界で一番高い木って楽器用じゃない?
黒檀は日本じゃ無理だろうけれどね。

133 :情熱家:2008/03/19(水) 10:34:32
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