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男性100人に1人、女性300人に1人はサイコパス
- 1 :飼育係φ ★:2008/01/23(水) 18:04:34 0
- [カナダ発]
「僕は、君とは物の感じ方が違ってるんだろうね」と語るのは、
テーブルの向かい側に座る、上等の服を着こなした、魅力的で、機知に富み、好感の持てる男だ。
彼は、その自信に満ち、快活な話し振りとは裏腹に、この点について葛藤があるように思われた。
「最初の職場でのことなんだけどさ」と彼は続ける。
「月にたぶん1,000ドル(約10万円)ぐらいだったと思うけれど、職場から盗んでたんだよ。
そこに新しくやって来た若僧なんだけど、僕のしていることに気づいたようでね。
マネジャーにチクろうとしたわけさ。けど、そいつがそうする前に、僕のほうが先にマネジャーに告げ口して、
すべて彼に罪を着せてしまったんだよね」。
こう告白する彼は、顔に満面の笑みをたたえた。
「若僧は仕事を失い、警察にも通報されたんだ。その後、彼がどうなったかは知らない。
普通、こんなことをしてしまったら、自分のしたことを後悔するもんだろ?心が痛むもんだろ?
でも、僕は何も感じないんだよ」。
彼は申し訳なさそうに笑みを浮かべ、頭を左右に振りながら「何にもね」と言うのだった。
この男性はフランクといい、サイコパス(精神病質者、現在は反社会性人格障害者と呼ばれることが多い)であるという。
上記は、ソース記事のライター(カナダ在住)が彼をインタビューした時の模様だ。
彼の記事にはさらに次のようなことが書かれている。
サイコパスといっても、フランクは連続殺人鬼や凶悪犯ではない。
彼はごく普通に社会生活を送っている。
彼はあなたの隣人かもしれないし、医者やテレビに登場する俳優であるかもしれないのだ。
ただ、彼はとても衝動的で、他人のことに冷淡で無関心な人間だ。
そして、他の人々とは違い、彼には良心というものがない。
彼のような人間は稀にしかいない異常者で、
施設や刑務所に閉じ込められ、社会から隔離されていると考えられがちだが、
実際は大概の人が想像するよりも身近な存在なのだ。
「Psychopathy」(サイコパシー、精神病質)という言葉が誕生したのは19世紀のことだが、
現在では、主にカナダの心理学者、ロバート・ヘアが確立した診断基準に準拠して使われるようになった。
ヘアはサイコパシーを評定する心理テスト、PCL-R (Psychopathy Checklist-Revised)を開発しているが、
これはさまざまな社会的に逸脱した行動および性格特性をテストするもので、
とりわけ、良心、良心の呵責、自責の念の欠落を最も重要なチェック事項としている。
これら反社会的行動や性格が組合わさると、破壊的で利己的、
時には「生まれつきの犯罪者」と呼ばれるような危険人物ということになる。
サイコパスの世界は著しくゆがんだもので、そこでは通常の人間の感情や交流などが通用しないが、
かなりの数の人々がこの世界に属する。
文化圏、時代にかかわらず、臨床的にサイコパスだと診断される人間は、
おおよそ、男性の場合100人に1人、女性の場合300人に1人の割合でいる。
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-173.html
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