大和ハウスとサイバーダイン、国内にロボットスーツ量産工場
大和ハウス工業とロボットスーツ開発のサイバーダイン(茨城県つくば市)は16日、着用者の身体機能を高めるロボットスーツの量産工場の建設に着 手したと発表した。場所はつくば市内で10月に稼働し、年500台の生産を目指す。ロボットスーツの量産工場は世界初としている。
工場はサイバーダインが20億円を投じて建設する。3階建て、延べ床面積は約5300平方メートルで、同社が開発したロボットスーツ 「HAL」を量産する。製品は大和ハウスが購入し、グループ会社などの営業網を活用して介護施設や医療機関向けにリースする。リース料は個人向けが月額7 万円、施設向けが同20万円。介護現場や身障者のリハビリ、製造現場での利用を想定している。
ロボットスーツは、ヒトが体を動かす際に発生する脳から神経を通じて筋肉に伝わる電気信号を感知。電動モーターが筋肉より早く動くため、例えば女性や高齢者でも重い物を持ち上げることができるようになる。 (14:45)
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