ケシ:ふれあい公園で栽培 茨城・下妻市「気づかなかった」
茨城県下妻市堀籠(ほりごめ)の小貝川(こかいがわ)ふれあい公園の「フラワーフェスティバル」会場のポピー畑に、あへん法で栽培が禁止されてい るアツミゲシが大量に咲いているのが見つかり、市は13日、数十万本を伐採し焼却処分にした。県は「輸入したポピーの種に、何らかの事情でケシの種が混入 した可能性が高い」としている。県警下妻署員が11日に巡回中に見つけ、12日に県薬務課職員らが現地で5ヘクタール中1ヘクタールにアツミゲシを確認し た。
市はフェスティバル(24、25日)に向け、07年にシャレーポピーの種子を市内の業者から購入。10月20日に地元ボランティアが植え、育てていた。種子の段階で混入したとみて流通経路を調べる。
市担当者は「赤い花と思っていたのに薄紫色で、きれいではないなと感じたが気づかなかった。数年前にも同じ花を栽培した」と話している。【若井耕司】
毎日新聞 2008年5月14日 東京朝刊
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